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■読みきり(短編)■
河岸の魚

    
NEW
同級生/高校生  高原が、直を呼んでいる。
 必至になって本に目を走らせるが、高原は怒ったようにもう一度、声をかけてきた。
「仲川! 本なんか読んでねぇで、一緒に魚釣りしようぜ」
酔いしれるキモチ 蒼い月1
大学生/幼馴染
  そうだ。
  これはきっと、自分に都合のいい夢なんだ。
  そんな風に思いながらも、蒼はこくりと頷く。
蒼い月 蒼い月2
大学生/幼馴染
「静かだね」
  蒼が呟く。
  ヨシミツは小さく頷き、躊躇いがちに口を開いた。
SQUALL オヤジ×大学生   汗臭い男の体臭を、悠麻は鼻腔いっぱいに吸い込んだ。
「きてくれたんだね、今日は。よかった」
  小さく呟きながら悠麻は、男の首に力いっぱいしがみついていく。
misfire 同級生/高校生 「足、大丈夫か?」
  彼……だった。
  僕は驚いて後退った。
  ドアに肩が触れて、ガタン、と小さな音が響いた。
天使 1/♂ <博士>×天使   <博士>に抱かれたのは、満月の夜だった。
  透き通るような深い群青の空に、真っ白な月がかかっていた。
Love Order アンドロイド
主従もの?
「あの……あなたのことは、何とお呼びしたらいいでしょう?」
  堅苦しい尋ね方に、オレは一瞬、むせこみそうになってしまう。
「オレは、上木和。和でいいぜ」
長い夜 アンドロイド
陵辱/SF
「今からトレドール社の最新技術の結晶と言われているPVシステムとやらを試してやるから、ありがたく思え」
  アンドロイドの手が、指が、握り締めていたレパードの股間のものを愛撫し始めた。
Syncretism 双子 「大海、愛してる」
  大地が囁く。
  オレはそっと大地の手を取り、指先をやんわりと噛んだ。


■読みきり■
魔界シリーズ
(別窓)
ファンタジー   褥でのニパは、花のように艶めかしく、妖しい。
  微かに上気した目元も、唾液と精液とに濡れそぼった唇も、何もかもが仄かに色付いている。
BLACK MOON
(別窓)
ファンタジー
兄弟もの?
  ぎゅっと引き結んだ唇から洩れた呻き声さえも、男の欲望を燃えたぎらせるのには充分だった。男は激しく腰を抜き差しし、シャイエの尻は、自らが流した血と男の精液とでべとべとになった。
シス・ネット
(別窓)
サイバーSF風   現実とこことで違うことといえば、この世界でのオレたちは、間違いなく手の届く距離にいるということ。互いの肌が触れあい、その存在感を確かめ合うことができるだけの場所にいるということ。
忘れられた物語
(別窓)
異国風/主従もの?
複数プレイあり
「ここに泊まっていけ、小猫」
  耳たぶを甘噛みしながら葎は言う。
「んっっ……やめっ……」
  小猫は小さく身震いをすると、葎に改めてしがみついていく。
星月夜の果てに
(別窓)
和製/忍びもの?   イサリはペロリと唇の端を舐めた。
  その仕草が誘っているように見えると、年上の男たちからよく言われていた。


■これが僕らの学校だ■
翔&良平シリーズ
(別窓)
幼馴染み/歳の差
教師×生徒
  良平のほうが根負けして、先に口を開いた。
「腹、減ってないか?」
  翔は勢いよく良平の胸の中に飛び込んでいき……小さな弱々しい声で、呟く。
「──ファミレスでグラタン食べたい」
朝木×圭一郎シリーズ
(別窓)
不良攻/生真面目受
生徒×事務
  朝木は驚いたように圭一郎の目を覗き込んで、それから、こう言った。
「だって、アンタってさ、何かこう……世話を焼きたくなるようなタイプだから」


■セクメロイドシリーズ■
animaroid

         
         
SF/アンドロイド
リバ・複数プレイ
「抱いて。今、ここであなたが抱いてくれたら、僕はオリジナルになることができるんだ」
  今にも泣き出しそうな頼りない表情で、ジェイは言う。


■コラボ作品■
Brothers in arms
(別窓)
原案
「The Bottom」
Tiptree.J様
  桐谷は慌てて、佐山の腕を引き寄せた。
「お前、今日はこれでもう上がれ。送っていってやるから」
  桐谷の声がした。
  佐山はこくりと頷くと、すん、と鼻を啜った。